食を旅する
五月「長崎」
五月:長崎 初夏の光が透き通る、長崎の恵み
柔らかな陽光がまぶしく降り注ぎ、山々の新緑がいっそう色濃く輝きを増す五月の長崎。
四方を海に囲まれたこの地には、今、清らかな旬の素材が顔を覗かせています。
五月のおすすめ食材は、甘鯛。
伊佐木や鯵、雲仙あかね豚、そして氷温熟成オリーブ牛など、この土地の豊かな風土を象徴する素材を、一皿ひと皿丁寧に磨き上げたフルコースをご用意しました。
八寸には、伊佐木や鯵の鮮烈な味わいに、瑞々しいアスパラガスや新じゃがいもを合わせ、ハトシや南津海など長崎らしい彩りを添えて。
新牛蒡の土の香りを纏った「しまさざなみ」から、甘鯛と貝の深い潮の香り、そして烏龍茶の香りを忍ばせた雲仙あかね豚、氷温熟成オリーブ牛サーロインへと、移ろいゆく季節の味わいを繋いでいきます。
締めくくりは、滑らかな喉越しの五島うどんとともに。
初夏の訪れを告げる枇杷のやさしい甘み、小菓子、そして八十八夜茶が穏やかに食後を包み込みます。
爽やかな風が運ぶ、海と大地の共演。
旬の輝きを湛えた長崎の美しさを、どうぞ五感でお楽しみください。
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